Partnership
協働でつくる、「やさしい循環」
daytune. のお茶は、宮城県の福祉作業所のみなさんと、ひとつずつ手詰めでつくっています。その日々の話です。
はじまり
「福祉作業所さんとの協働」は、daytune. が立ち上げ当初から取り組みたかったことのひとつ。一緒につくってくれる相手を探しまわるなかで出会えたのが、石巻の「くじらのしっぽ」でした。駆け出しのブランドからの飛び込みの相談に、「やってみます、やりましょう!」と快く応えてくださったことに、本当に救われました。そこから試作、製造環境の整備、情報共有の仕組みづくりと、一緒にひとつずつ準備を重ねて、本格的な製造が始まりました。
この出会いよりも、さらに前。代表の松見には、福祉の現場と接するなかで得た、強い実感がありました。
彼らと私との間に、明確な「支援する/される」の線引きなんてものはないこと。それぞれ得意な分野があり、作業によっては私より断然早く正確であること。
daytune. のものづくりは、この実感から始まっています。つくる時間そのものが、五感のひらく「チューニング」になったら——そんな願いとともに。
製造の現場
daytune. のクラフトハーブティーをつくっているのは、宮城県の福祉作業所——「くじらのしっぽ」と「奏海の杜(かなみのもり)」。どちらも、社会福祉法人 石巻祥心会が運営しています。
最初の拠点となった「くじらのしっぽ」は、牡鹿半島にある唯一の障害福祉の事業所。必ずしも生産活動が前提の場ではないなかで、「働きたい」という利用者さんの思いに応えようと、作業の種類を広げてきた場所です。
daytune. tea の特徴である、お花のように美しい大きな茶葉と、見せるパッケージ。そのこだわりは、機械詰めではなく、ひとつひとつの手詰めだからこそ実現できるものです。原料の仕入れ、調合、袋詰め、セット組み、箱の組み立て——お茶が生まれるまでのほとんどの工程を、みなさんが日々担ってくださっています。
製造の様子を収めた映像です。よかったらご覧ください。
「daytune. のお仕事が、社会との接点になっています」
作業所のスタッフのみなさんから、こんな言葉をいただいています。
何歳になっても 人って成長できるんだ、って
東京で売れるものをつくっている、それが利用者さんたちのやる気や自信に繋がる
もっと気軽に、障害のある方たちの力を頼る世の中になれば良い
daytune. の成長が、作業所のみなさんの新たな挑戦の機会につながり、その挑戦が、また daytune. に成長をもたらしてくれる。一杯のお茶を選んでいただくことから、この循環は始まります。
手探りで始まった、このものづくり。こうした協働のかたちが世の中に増えていくように。「やさしい循環」を、これからもチューニングしながら広げていきます。